澄みきって見える月
彩り豊かに紅葉した木々が
さらに深い色になって、冬の足音も
きこえてきました。
日暮れまでの時間も短くなって、
夕日が見えたと思ったら
あっという間に長い夜がやってきます。
寒い日は空気が澄んでいて、
空に浮かぶ月や星も、普段より
くっきりと引き締まって見える。
頬をつねられたみたいに
ぴりっと痛く感じる肌寒さ。
そんな空気感の中、ゆっくりと夕日が沈んでいく。
吸い込まれるような美しい月の光が現れて
しばし寒さを忘れ、魅了される。
温かさを心待ちにしながら
遠い記憶に想いを馳せる・・・
ノスタルジック
懐かしさを感じる雰囲気に
しばし動きも止まる。
哀愁を感じる風景と窓辺からは山から流れてくる風。
ゆっくり過ぎる時間。
私は、しみじみと想いを馳せます。
皆それぞれに
巡らせる記憶がたくさんある。
帰る場所がある
想いだす人がいる。
みんなにはどんな風景が思い出されるのかな。
目を閉じれば浮かぶ景色も
溢れてくる想い出も
そこに出てくる人たちも
それぞれに違って楽しい。
ときに知人から聞いた旅のエピソードや田舎のこと。
異国の話もいいな。
いろんな場所の風景を想像してみるのも
深くて気持ちいい。
今度行ってみようかな・・は
とってもワクワクする言葉。
まだ知らないことを知ったり
見たりすることは、小さな冒険をしているよう。
想像ってすごい。創造って素晴らしい。
大きさだって広さだって自由自在。
心も自由奔放でいこう。
想像するところから出発が始まる。
また今度よ、早く来い。
また今度、行こうよ。
aalunono sekiko