小さい秋みつけた
秋の気配を知ると、何故かもの悲しさを感じる。
急に物思いにふけってみたり
難しいことを深く考えてみたり。
色んなものが文学的に見えたり。
急におなかがすいたり。
きっと秋は
なぜだか人を、もの悲しい気持ちにして
なにかを恋しく思わせるような
そんな空気をかもし出すんだ。
高い空と黄色いもみじを見上げながら
想いを募らせてみよう。
風に乗って懐かしい音や声が
聞こえてくるかもしれないな。
デザインの教科書
秋が始まったと思えば
風は冷たく外気はもう、冬のよう。
ピリッと冷えた空気と青空。
青の下には赤のもみじ。
色やトーンや形、
自然が見せる美しいコントラストは、
デザインやイメージの教科書になる。
世の中の美しさが
わたしのカラーデザイン辞典。
メインカラー、ベースカラー、アクセントカラー、
自然のいろどりが配色のお手本。
デザイン的で、個性的で、おしゃれで。
余白が生み出す味わいだとか
アート感や世界観。
さらに絵具を落としたくなるような
自然のそれは、
わたしの遊び心も刺激する。
絵本ようなイメージを頭の中で描いてみて、
足したり引いたり
題名をつけて飾ってみたり。
自由な発想で
思考も楽しい色で塗ってみて。
意味もなく風を感じたくなって
全力で走り出したくなるかもしれないな。
そもそも意味を持たせなっくても
感じるままにやってみよう。
秋の景色を背に、遠くまで走ろう。
軽い足取りで前に進もう。
ときには深く思いを巡らせて、
秋の夜長を過ごすもいい。
ぴりっと冷えた空気がまた
気持ちをリセットしてくれる。
aalunono sekiko